小麦粉を使って簡単におやつを作ろう!おすすめレシピをご紹介

 

column-img15小麦粉は主食となるパンやパスタ以外に、ケーキやクッキーなどのお菓子にも欠かせない材料です。小麦粉にはさまざまな種類がありますが、お菓子やおやつに適している小麦粉はどれかといったことについて詳しく知る人は多くはないでしょう。そこで今回は、おやつに使う小麦粉の特徴や小麦粉を使ったおやつにはどんなものがあるのか、また家で簡単に作れるおやつのレシピなどについて解説します。

 

小麦粉について

小麦粉は私たちが普段食べているものの多くに材料として使用されていますが、日本で消費される小麦の量のうち9割が輸入で、国産の小麦の量はわずか全体の1割ほどです。

小麦粉とは

小麦粉は小麦を製粉、つまり細かく挽いて粉にしたものの総称です。小麦は表皮、胚乳、胚芽の3層からなり、このうち全体の約8割を占める胚乳の部分が小麦粉になります。主成分は糖質(でんぷん)とたんぱく質です。表皮や胚芽は食物繊維など栄養分を豊富に含むため、栄養補助食品などに使われます。

小麦および小麦粉の種類

小麦には含まれるたんぱく質の量が多い順に硬質小麦、中間質小麦、軟質小麦があります。硬質小麦は強力粉に、中間質小麦は中力粉、軟質小麦は薄力粉にそれぞれ加工され、強力粉はパンや中華麺など、中力粉はうどん、薄力粉はケーキや料理全般に使用されます。そのほか、パスタに使われるデュラム小麦、表皮や胚芽と一緒に製粉される全粒粉もありますが、一般的に家庭でよく使われるのは薄力粉です。

おやつ作りに適している薄力粉

薄力粉は強力粉に比べキメが細かく、たんぱく質(グルテン)の量が少ないためでき上がりは柔らかく軽い口当たりになります。強力粉を使って作られるパンはイーストから発生する炭酸ガスをグルテンがつつみ込むことでふくらみます。しかし、ケーキなどは卵を泡立てることで起きる気泡や、ベーキングパウダーの力を借りてふくらませるという違いがあります。

 

小麦粉を使ったおやつ

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一般的に家庭で使われ、家にある小麦粉といえば薄力粉がほとんどでしょう。そこで、薄力粉を使って作るおやつにはどんなものがあるのかご紹介します。

小麦粉で作るおやつの魅力

小麦粉で作るおやつは多種多様です。卵や砂糖、バターなどの材料と混ぜたり、ベーキングパウダーやイーストなどの材料を加えたりすることによりさまざまなおやつが作れます。また小麦粉はチョコレートやナッツ、フルーツなどとも相性が良く、アレンジが楽しめる点も魅力といえるでしょう。また、小麦粉で作るおやつはオーブンだけでなくフライパンや電子レンジでも簡単に作れるものが多く、気軽におやつ作りが楽しめます。さらに小麦粉は比較的安価で手に入りやすくコストパフォーマンスに優れた材料です。

フライパンで作る小麦粉のおやつ

フライパンを使う小麦粉のおやつには、代表的なものにパンケーキがあります。軽くてふわふわのパンケーキはおやつだけでなく朝食にもぴったりです。

【材料】小さめのもの6枚分

  • 卵1個
  • 砂糖大さじ3
  • サラダ油大さじ1
  • 牛乳130cc
  • 薄力粉150g
  • ベーキングパウダー小さじ1と1/2
  • 好みでバターやメープルシロップ

【作り方】

  1. 薄力粉とベーキングパウダーを混ぜふるいにかけておきます。
  2. ボウルに卵、砂糖、サラダ油を入れて混ぜ、牛乳を入れさらに混ぜましょう。
  3. ふるった薄力粉とベーキングパウダーを入れて混ぜ、テフロン加工のフライパンで中火~弱めの中火で焼きます。

電子レンジで作る小麦粉のおやつ

電子レンジで簡単に本格的なガトーショコラが作れるレシピです。

【材料】耐熱皿1枚分

  • チョコレート(ミルク)100g
  • 牛乳100cc
  • 生クリーム100cc
  • バター(無塩または有塩)50g
  • 砂糖50g
  • 薄力粉150g
  • 純ココア大さじ2
  • ベーキングパウダー小さじ2
  • 粉砂糖適量

【作り方】

  1. 耐熱容器にチョコレートを割り入れ、牛乳、生クリーム、バターを加えラップ、レンジ(600W)で1分〜1分30秒加熱し混ぜて溶かします。
  2. その後、砂糖、薄力粉、純ココア、ベーキングパウダーをふるいながら順に加え切るように混ぜます。
  3. クッキングシートを敷いた耐熱皿に流し入れラップをし、2〜3cmの高さから落として空気を抜いたらレンジで4分(600W)ぐらい加熱、ラップをしたまま3分ほどおきます。
  4. 竹串を刺し生地がついてこなかったら完成です。

オーブントースターで作る小麦粉のおやつ

オーブンがなくても、トースターでおいしいクッキーが簡単にできます。

【材料】18枚分

  • 薄力粉100g
  • 砂糖大さじ3
  • 溶かしバター(無塩または有塩)40g
  • 卵黄1個分

【作り方】

  1. ビニール袋に薄力粉、砂糖、溶かしバター、卵黄を加えまとまるまでもみます。まとまりにくい時はバターを少し追加してみましょう。
  2. 棒状にまとめ、冷凍庫で30分~40分ほど冷やし、5mm幅に切ってアルミホイルを敷いた天板に並べ、3分〜5分焼きます。焦げやすいのでアルミホイルを途中でかぶせましょう。

 

まとめ

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小麦粉には含まれるたんぱく質の量の違いによって強力粉、中力粉、薄力粉があり、一般的に家庭でよく使われるのは薄力粉です。薄力粉の用途は幅広く、さまざまなおやつ・お菓子の基本材料になっています。

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